脂肪燃焼に良い有酸素運動のスピードは?
脂肪燃焼に適したスピードが有酸素運動(ウォーキング・ジョギングなど)に存在します。なるべく速くすると体力があがり効果が期待できそうと思ってしまう事も多いと思いますが、スピードが速くなると無酸素運動(体力向上)に切り替わってしまいます。
もちろん体力向上も良いですが、脂肪をエネルギーとして使っておらず、糖質をエネルギーに使っていますので、脂肪を減らすというテーマから外れてしまいます。有酸素運動で大切なのは、「会話が出来る速さ」というのがポイントです。
ジョギングをしてしまうと途中で爽快になってくるので、スピードをあげたくなる事もあると思いますが、あくまでダイエットという目標で脂肪燃焼させるスピードに設定するのであれば、「会話が出来る速さ」で行ってみてください。「かなり退屈なスピードだな〜!」と思われるぐらいのスピードが脂肪燃焼にピンポイントなんですね。
数字計算で心拍数を割り出して行う方法もありますが、安静時心拍数の違い・個別体力の違いがあるので、参考程度にしかなりません。
会話が出来る速さは、スピードが速くても可能な人もいますし、遅くないと出来ない人もいらっしゃるので、数字計算より個人により適した脂肪燃焼速度の可能性が高まります。
有酸素運動の概念が「半永久的に行える運動」というのもありますので、意気込んで「よし!運動するわ〜!」となりがちですが、逆に脂肪燃焼されない事も多いんです。ウィンドウ・ショッピングや景色を見ながら散歩をする事でも十分に脂肪燃焼しやすいので、スポーツスタイルに身を染めて行わなくても脂肪燃焼しやすい機会は、非常に多く存在します。