食事制限と筋肉量低下は痩せない
ダイエットでは短期間で痩せたい願望が誰しもがありますが、短期間で痩せようとする為にはやはり食事量を落としていく方法しか「短期間で体重が落ちにくい」と言えます。
しかし食事制限する事で、体重減らす方法は、「減量」であって「ダイエットではない」という事を認識する必要があります。つまり100%体重は食事制限する前と同じかそれ以上になるという事を忘れてはいけません。
脂肪が減りながら体重が減るというより、体内水分と筋肉の両方を減らしながら体重が減るため、脂肪がたっぷり残ったままの減量になります。
また厄介なのが、ただ筋肉量が減るのであれば、細くみられる可能性もあるので、良いのかもしれませんが、骨格を支えている小さな筋肉や呼吸筋なども大きく減ってしまうのが厄介なのです。声が細くなったり、緊張しやすくなったり、やる気が低下したり・・・・。
またウエストも脂肪が減らない事に加えて、内臓を押さえつける力も弱くなるため、お腹が風船みたいに膨らむような感じになってきます。ガスも溜まりやすく便秘にも繋がりますね。
基礎代謝が低下するため、呼吸する力も弱くなるので声が細くなりやすくなります。また姿勢を保持する筋肉量も減るため、姿勢を保持するため体の様々な筋肉が代用するので身体が疲労しやすくなります。
骨格を支える筋肉量が低下することで、姿勢が悪くなりやすいですが、食事制限することで内臓の働きが悪くなりお腹中心に冷たくなってきます。するとお腹周りの筋肉の働きが悪くなるため、姿勢も猫背より「反り腰」の様な姿勢になりやすいです。
特に無理な食事制限は、不妊症や生理不順に繋がりやすいのも、内臓の働きが悪くなり、代謝が悪くなり、体温が下がる事も関係しています。特に冷たい内臓が子宮や卵巣にのしかかる様になるので、食事制限型のダイエットの注意点ですね。